外壁塗装をするなら何年ごとが正解?塗替えのタイミングについて解説

熊本県菊池郡にて外壁塗装・屋根塗装を承っております、英塗(エイト)といいます。

外壁塗装を意識するきっかけは人によって異なりますが、適切なタイミングはいつなのか、分からない方もいるかもしれません。
外壁塗装は汚れた外壁がきれいになる、見た目の変化が大きいですが、本質としては外壁の保護が目的です。
塗装のタイミングを守ると、外壁を健康な状態で長く保てるメリットがあります。

今回は、外壁塗装は何年ごとにするのが正解なのか、塗装のタイミングについて解説したいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

■ 初めての外壁塗装なら築7~10年目に

初めて外壁塗装をする場合、築7~10年目がタイミングの目安になります。
外壁に使用されている材質としては、窯業系サイディング・モルタル・金属系サイディングが大半を占めており、これらの表面にはアクリル塗料やウレタン塗料が使用されています。

これらの塗料の寿命が約7~10年ほどなので、これくらいの時期に外壁塗装をするとちょうどいいといえるでしょう。
建売住宅の場合はコストカットのため、使用されているのがアクリル塗料・ウレタン塗料であることが多いです。
ただ、なかには光触媒コーティングなどの高グレードな塗装が施されていることもあり、忘れず確認してみましょう。

注文住宅の場合は、汚れの付きにくいフッ素塗料などが塗装されていて、7~10年よりもタイミングが遅くなる場合があります。
建築当時の仕様書などを確認してみましょう。

■ 2回目以降の外壁塗装なら、塗料の耐用年数に注目

すでに外壁塗装をしていて、2回目の外壁塗装を予定している場合は、前回使用した塗料によってタイミングが異なります。
主な塗料の耐用年数としては、これくらいが目安です。

シリコン塗料 約10~13年
ラジカル制御型塗料 約12~15年
フッ素塗料 約15~20年
無機塗料 約15~25年

 

グレードの高い塗料であるほど、メンテナンスのスパンが長いです。
あくまで目安なので、環境や立地の問題、施工不良がある場合は、これより早まることも考えられます。
なお、2回目の外壁塗装になると、外壁の経年劣化が進んでいるため、補修費用が前回より高くなる傾向があります。

■ 外壁の寿命が来たら、張替え・カバー工法に

窯業系サイディング・モルタル・金属系サイディングの寿命は約20~30年です。
この年数は、適切に外壁塗装をしたとしても伸ばすことができないため、寿命が近くなったら外壁そのものを見直さなければなりません。

そこで提案されるのが、外壁の張替え・カバー工法です。
張替えは古い外壁を撤去して新しい外壁を張り、カバー工法は上から新しい外壁を張るリフォームです。
一般的にダメージが少ない外壁ならカバー工法でもOKで、カバーで使用されるのは軽量の金属系サイディングのみになります。

外壁の寿命が約20~30年であることをふまえると、外壁塗装はトータル2~3回実施すれば問題ないといえるでしょう。

■ 放置するとどうなる?

外壁塗装をせず、放置した場合はどうなるのでしょうか。

・雨漏りのリスクが高まる

雨漏りは屋根から起きる印象が強いものの、外壁からも起きます。
雨が壁内部に入り込むようになると、柱や筋交い、断熱材を湿らせて、建物としての耐久性を落とすことに。
雨漏りは建物を弱らせる致命傷になりかねないため、軽度でも早めに直す必要があります。

・シロアリ被害が懸念される

雨漏りなどによって木材が湿るようになると、シロアリによる食害が出てきます。
シロアリは土の下に生息しているため、基礎の隙間や床下の湿った場所から上ってきます。
土台部分から中身がスカスカになってしまうことから、家が傾いたり、地震に弱くなったり、家の寿命を大きく削ることになるでしょう。

・補修費用が高くなる

傷んだ状態が長く続くと、外壁へのダメージが加速するため、補修費用が高くつくかもしれません。
外壁塗装では塗装だけでなく、傷んだ外壁の補修も兼ねます。
補修費用は傷んでいる部分が大きいほど高くなり、逆に補修する場所が少ないほど費用がかかりません。
早ければ早いほど節約になりますが、遅いと建替えや大規模修繕が必要になり、工事が高額になります。

■ 熊本県での外壁塗装は「英塗」へ!

★ Before → After

 

英塗は熊本県一円にて、外壁塗装・屋根塗装、その他塗装工事を承っております。

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■ まとめ

初めて外壁塗装をする場合は築7~10年ほど。2回目以降は使用した塗料の耐用年数を参考にしてみてください。
なお、外壁そのものに寿命があるため、年数が経過したら塗装を繰り返すのではなく、築20~30年ごろには外壁の張替え・カバー工法の実施が望ましいといえます。


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